このケースは、PRO TECセミハードケースを改造したものである。今までに二つのケースを作ったが、その応用でもある。
本当は、テナーが二本はいるケースを探していた(買った)が、このケースでは反対向き(ケースのベルの向きと逆)にしたときのテナーのベル(8.5インチ)が入らなかった。それと、アルト/テナーのダブルケースが重いので、(いまのより軽い)アルト/テナーのダブルケースを作ることにした(バストロを入れる予定はなかった)。しかし、妙に隙間が大きくて、試しにバストロをその隙間に入れてみたらば入りそうだったので急遽トリプルケースとなった。(^_^;)
このケースもバストロのベルがスクリューベルなのでこのようなことができた。バストロの本体(!?)部分をふたの裏につけ、ベルをテナーのベルト重ねた(ここはテナー/バスと同じ)。アルトは、アルト/テナーのダブルケースと同様にテナーの下に入る。
これは、36H、89HR(テナーバス)およびYBL-6130R(スクリューベル仕様)用に改造したが、バスは、これ以外のバストロ(たとえばHOLTONなど)は入らない。しかし、テナーバスのスペースに、テナー(YAMAHAのテナーバスなどの8.5インチベルで、オープンラップやセイヤーバルブ等の特殊なものでないもの)はほとんど入るはず。アルトはCONN製(34H、36H)以外は確認していないが、これに近い形状のモデルならば入るはず。
ちょっと重たいが、トリプルケースとしてはとてもコンパクト。
現在はセイヤーバストロが入るように改造しています。
注:このような改造を行う場合は
個人の責任で行ってください。このページを参考にケースの改造を行って失敗しても当ページ管理者はいっさいの責任を持ちません。
まだ作業の途中(あと生地をはるだけ)です(^_^;)。
拡大写真
ケースを開けた状態(テナー取り出せる状態)
拡大写真
バストロを取り出せる状態
拡大写真
アルトを取り出せる状態